排卵日検査薬の結果がはっきりしない場合
基礎体温表と排卵日検査薬は、自然妊娠を望む人にとって、この上ないありがたいツールとなるはずです。
それは排卵日を知るための「両目」のようなもの。
排卵日検査薬が左目なら、基礎体温表は右目。
この両目で見れば、「排卵」という目に見えなかったものが、より具体的なシルエットとなって見えてくるのです。
私のこれまでの経験上、生理周期が28日から32日前後で、基礎体温表の低温期と高温期が明確に分かれているのであれば、排卵日検査薬を用いてもはっきりと検査結果が得られないような状況は、あまり無いと思います。
それでも「排卵日検査薬を使っても、結果がはっきりとしない」という場合には、次のような要因が挙げられます。
まず、排卵になんらかの障害がある場合。たとえば、多嚢胞性卵巣症候群などの病気があると排卵がうまく行われません。
また、卵胞が育っていない可能性もあります。
これに関しては、婦人科で排卵前に卵胞の検査をすれば卵胞の大きさがわかりますし、排卵後も、きちんと排卵されたかどうかをチェックすることができます。
各種ホルモンが正常に分泌されていることも大事ですが、これも婦人科でホルモン値をェックすることが可能です。
以上のことを確認すれば、ある程度、状況が見えてくるだろうと思います。
いずれにしても、原因をつかむことが大切です。
「あれ? 」と思ったのなら、基礎体温表を携えて、婦人科を訪れるようにしましょう。
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