×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

 

人工授精とは?

タイミング法を半年から1年ほど続けても妊娠に至らなかった場合、通常、次のステップとしてすすめられるのが人工授精です。

 

これは、パートナーの精液の一部を女性の子宮のなかに注入する方法。
精子の数が少ない場合や、精子の運動率が低い場合、膣内に精液が入っても、卵子のいる卵
管まで精子が辿り着けないケースが多くなります。

 

だから、人工的に精液を直接子宮のなかに入れ、精子と卵子の距離を縮めようというわけです。

 

この人工授精のいちばんの問題点は、1回あたりの妊娠率が5パーセント程度と、たいへん低いことです。

 

ただ、1回の人工授精にかかる費用はおよそ1〜2万円ほど。

 

次のステップの体外受精が1回あたり30〜60万円もかかるのに比べ、かなりの割安感があります。
このため、すでに体外受精が視野に入っているような場合でも、人工授精を何回か試みてから次に進むのが一般的です。

 

ところで、この人工授精、かつては精液をそのまま子宮に注入する方法がとられてきました。
しかし、この方法だと、ただでさえ低い妊娠率がさらに低くなってしまいます。
また、精液内に細菌が混入してしまう怖れや、「精液に受精を阻害する物質がある」という研究報告などもあり、この方法を行う施設は減ってきています。

 

最近では、採取した精液を洗浄し、濃度を調節した後に子宮へ注入するのが主流です。
「パーコール法」という濃度勾配で質のよい精子を分離する方法や、「スイム・アップ法」という元気のいい精子が上へ泳いでいくという性質を利用して、精子を回収する方法がとられることもあります。

 

このように、人工授精は、おもに精子に問題がある場合に行われる治療です。
ただ、女性側の原因によって行われることもあります。
精子を受け入れやすくするための頚菅粘液の分泌が十分でない場合や、女性の体内に精子に対する抗体(抗精子抗体) ができてしまった場合などに人工授精が試みられるのです。

 

また、ヒューナーテストの結果が悪い場合や、原因不明の機能性不妊の場合にも人工授精が行われることがあります。
そして、こうした人工授精を5〜10回程度行っても妊娠しなければ、さらに上のステップである高度生殖医療を検討するというのが一般的です。

 

人工授精の確率
子宮卵管造影検査
ホルモン検査
精液検査
人工授精が進められるとき
人工授精の効率のよさとは?
人工授精(AIH、IUI)の方法
人工授精のタイミングとは?
人工授精の排卵コントロール法
人工授精は何回まで行うのか?

人工授精とは?エントリー一覧

人工授精の確率
人工授精の確率人工授精の妊娠率は5%。当たったらもうけものと考えるこれまで私は、「何回も何回も人工授精を受けたのに、妊娠しなかった」という相談をたくさん受けてきました。こうした話を総合すると、人工授精を何度も受けている女性の多くは、次のような心理状態を辿るようです。最初の2、3回目までは人工授精への期待感も大きく、「これで妊娠できるのでは」という夢も膨らみます。それが、5回、6回と重ねるうちに、惰性で治療を受けているような気がしてきて、人工授精が10回前後ともなると、治療への意欲が尽きてしまうの...
子宮卵管造影検査
子宮卵管造影検査子宮卵管造影検査とは、子宮のなかに造影剤を入れ、卵管がきちんと通っているかどうかを確認する検査です。造影剤はレントゲン写真を撮ると白く写るもの。その造影剤を子宮に入れて圧をかけると、その液が卵管へと流れていきます。もし卵管の通過に問題があれば造影剤が流れていきません。その様子が、モニタ− 画像ではっきりと映し出されるわけです。基礎体温表の大切さを強調しましたが、卵管がきちんと通っているかどうかは、基礎にら体温表をどれだけ睨んでもわからないことです。ですから、この卵管の通過を調べる...
ホルモン検査
ホルモン検査基礎体温表をつけていれば、排卵しているかどうか、黄体の機能に問題がないかどうかなどを、ある程度予想できます。ただ、それはあくまで「予想」であって、詳しいことはわかりません。より詳しく調べるために、不妊治療を行う医療機関では血液を採取して、各種ホルモンの値などを調べます。この採血検査は、@ いつでも行えるもの、A 高温期に行うもの、B 生理中に行うものの3つに分けて考えると理解しやすいと思います。@ のいつでも行える検査に該当するのは「テストステロン」「プロラクチン」「クラミジア」です...
精液検査
精液検査女性側に欠かせない検査が子宮卵管造影検査なら、男性側に欠かせない検査は精液検査です。不妊の原因は、女性側に原因がある場合と、男性側に原因がある場合とがだいたい半々。そう考えた場合、男性側が検査を受けることがいかに大切かということが、おわかりいただけると思います。それに、女性側が検査をしだすと次から次へときりがないのに対し、男性側の検査は、精液検査ひとつきりで、これを受けさえすれば、ほぼ後は出番なし″ ということになります。しかも、この精液検査、医療機関によっては、検査を受けたその日のう...
人工授精が進められるとき
どんな時人工授精がすすめられるのでしょうか精子の数が足りなかったり、数はある程度あっても運動率が悪かったりする方にすすめられる方法です。また特に精子に問題がなくても、タイミング指導を始め、いろいろ治療を行っても妊娠しにくいという方にもすすめられることがあります。さらにご夫婦のお互いが忙しく、なかなかタイミングが合わない時に、あらかじめ精子を冷凍しておき、ちょうど排卵のよい時にこの精子を解凍し、人工授精をするという時もあります。
人工授精の効率のよさとは?
人工授精の効率の良さなぜ人工授精は普通の妊娠より効率が良いと考えられているのでしょうか?たくさんの精子が膣内に出ても、卵管の中の卵子の周りに到着できる精子は少ないと考えられています。一般的には、腱内に数千万〜1億程度の精子が出ても、卵管内の卵子の周りにたどり着けるのは数十〜数百匹と考えられています。こうした精子のロスを防ぐために排卵のちょうどよい時を選んで、子宮内に精子を送りこむことを人工授精といいます。自然の夫婦生活に比べると格段に多くの精子が卵の周りに送り込まれるために、妊娠率がそれだけ高く...
人工授精(AIH、IUI)の方法
人工授精(AIH・IUI)の方法人工授精は、自宅あるいは病院で精子を採取してもらいます。採取された精子は、できるだけ条件が良くなるようにいくつかの準備を行った後、(洗浄法、DGS法、スイムアップ法などがあります)実際に子宮内に送り込まれます。これらの方法は精子の連動率を上げたり、精液中に含まれる細菌数を減らすという目的もあります。人工授精時は多少の痛みはありますが程度は軽く、麻酔が必要なほどのものではありません。
人工授精のタイミングとは?
人工授精のタイミング自然の排卵のタイミングで行う時もありますが、多くは排卵誘発剤(経口・注射薬) を用いるか、排卵誘発剤とその効果を上げる薬剤を用いながら行うのが普通です。人工授精はタイミングが重要です実際の排卵日を推定するにはいくつかの方法があります。● 卵胞の大きさから人工授精の日が決められる時があります。● 卵胞の大きさを確認後、HCGホルモンを注射し、人工授精の日と時間が決められる時があります。● この時、尿の中のLHホルモンを測定し、排卵のタイミングの推定の参考にする時があります。● ...
人工授精の排卵コントロール法
排卵コントロール下での人工授精排卵する時間を、薬の力で何月何日の何時頃と時間の単位までコントロールし、その時間に合わせ人工授精を行うものです。排卵したての新鮮な卵子と精子が出合う分、妊娠率が高まるという考えです。体外授精の時と同じですが、まずGn−RHアナログという薬を用い、脳下垂体から出るホルモンを止めます。次にHMGを用い、卵胞を成長させます。卵胞が一定の大きさになったら(直径18〜20mm)、排卵の準備ができたと判断されます。そこでHCG注射を用いると(Gn−RHアナログは中止します)その...
人工授精は何回まで行うのか?
人工授精は何回まで行うのか?人工授精は理論的には大変よいのですが、すべての人が妊娠するとは限りません。多くの治療成績を見ると早い段階での人工授精で妊娠する人が多いようです。3回目位までは妊娠率が5%位ずつ上昇しますが、その後は少しずつになり、6回目以降はほんの少しずつの増加になるようです。また、人工授精をくりかえすと、卵管の感染をおこすこともあり得るということから、気をつけながら行うべきだという考え方もあります。人工授精は10回位を目安にすべきではないかという研究もあります。また人工授精だけで、...