女性側の主な原因3

子宮筋腫

子宮筋腫は、子宮にできた良性の腫瘍。
40歳代の女性の30パーセントにあると言われるほど、よくみられる病気です。

 

子宮筋腫は3つのタイプがあり、できた部位により、

  • 粘膜下筋腫(子宮の内側)
  • 筋層内筋腫
  • 漿膜下筋腫(子宮の外側)

に分けられています。

 

不妊にもっとも関係するのは粘膜下筋腫
受精卵が着床するのが子宮粘膜なので、そこに邪魔な筋腫があれば、着床しにくくなるというわけです。

 

あとのふたつは、あまり大きくならない限り、不妊の原因にはそれほど関係しません。
子宮筋腫は小さいうちはほとんど症状がないのですが、大きくなってくると、生理の出血量が多い、生理痛が激しい、貧血などの症状があらわれます。
超音波検査などで偶然発見されることもめずらしくありません。

 

子宮筋腫が不妊の原因になっている場合、治療は、子宮を温存して筋腫のみを摘出する手術が行われることになります。

 

開腹して摘出するのが一般的でしたが、術後の癒着がかなりの高率で起こります。
つまり手術によって、さらなる不妊の原因を作ることにもなりかねません。

 

したがって、最近では子宮筋腫の摘出は、開腹することを避ける方向で行われるようになってきました。
腹腔鏡によってアプローチすることもあれば、経歴的に摘出することもあり、それによってその後の妊娠を期待しやすくなりました。

 

こういった昨今の流れから、子宮筋腫の摘出にも、セカンドオピニオンが必要な時代になっ
てきています。

 

子宮筋腫の主な症状 チェックリスト

  • 生理の出血量が多い
  • 生理痛が激しい
  • 貧血である

 

この場合は婦人科に相談しましょう。

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