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女性側の主な原因2

子宮内膜症

ふつう、女性の体は、生理が終わると子宮内膜が次第に増殖して厚くなり、着床に向けての準備をします。

 

そして、受精が成立しなければ、子宮内膜ははがれ落ち、生理として体の外へ押し出されます。

 

ところが、本来子宮内にあるべき子宮内膜が、腹膜や卵巣など、場違いなところで増殖してしまうことがあります。
これが子宮内膜症です。

 

こうして増殖した子宮内膜は体外に排出されず、その場に留まってしまいます。さらに厄介なことに、この取り残された子宮内膜が周囲の臓器と癒着し、炎症を起こしてしまうのです。
このため、この病気には、腰痛、生理痛、【月経困難症】性交痛などの症状がともないます。

 

また、子宮内膜症による癒着や炎症は、子宮後屈や卵管の通過障害を引き起こし、さらに、受精障害にも関係しているのではないかとも考えられています。

 

これらが不妊の原因となっていくというわけです。

 

不妊治療の選択肢

では、治療にはどんな選択肢があるのでしょう。

 

本当は、妊娠するのが最良の自然治療。
妊娠すればしばらくの間生理がなくなり、場違いなところにできた子宮内膜が増殖することもなくなるわけです。

 

しかしいかんせん、子宮内膜症があるとなかなか妊娠しにくいもの。このため、治療ではl時的に生理を止める方法がとられます。
これには、偽閉経治療法、男性ホルモン剤の投与などがあります。

 

偽閉経治療法は、薬で女性ホルモン(エストロゲン) の分泌を抑え、人為的に閉経状態をつくるもの。

 

女性ホルモンの分泌を抑える薬には、いくつか副作用があるうえ、長期に使用すると骨董が減少するということもあり、この治療は6カ月を限度に行われています。

 

また、男性ホルモン剤を投与する治療法にも副作用があり、体毛が濃くなる、声が低くなるなどの男性化現象が起こったり、軽い肝機能障害が起こったりします。

 

そこで注目されるのが、腹腔鏡による外科的治療です。
これは腹腔鏡でおなかの中を観察しながら癒着部分をはがしていくもの。
この治療法なら卵管宋の形の異常なども同時に治療することが可能です。

 

また、おなかを洗浄することで妊娠率が上がるという報告もあわせると、子宮内膜症への腹腔鏡治療の有効性は、もっと強調されていいのではないかと思います。

 

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